💻【DXコンサル奮闘記】老舗印刷会社編:失敗から学ぶ!展示会、チャットツール、SSO戦略のすべて

【DXコンサル奮闘記】老舗印刷会社編:失敗から学ぶ!展示会、チャットツール、SSO戦略のすべて オープンソース
この記事は約4分で読めます。

😵‍💫失敗から学ぶ!DX展示会で「いい情報」に辿り着く方法

先日、老舗印刷会社の専務が「DX Expo 幕張」に参加されました。
折角誘っていただいたのに同行できなかった私に、専務は開口一番、「林さん、行かなくて良かったよ!」とまさかの感謝の言葉を(笑)。

その理由は、会場がまるで歌舞伎町の客引き状態だったから!ブースの前に立つや否や、一斉に社員に囲まれ、「本当うざかった」とのこと。
情報収集どころか、ただ疲弊して帰宅された専務は、「情報が取れなかったのが残念」と心底後悔されていました。

💡専務も納得!「客引き」ゼロの賢い展示会選び

この後悔を払拭すべく、私がすかさずご紹介したのが、埼玉リコーさん主催の展示会です。

私がリコーさんの回し者ではありませんが、この展示会が優れている点は…

  • リコーさんが厳選した出展者のみ
  • 営業担当者が付き添い、御社に必要なブースへピンポイントで案内

これにより、専務が嫌がった客引きは一切なし!日々の会話から興味を持っている内容を加味して案内してくれるため、情報の密度が段違いなんです。
専務も「今度参加してみようかな」と前向きに。


⚽松木安太郎さんの教えから学ぶ「指示の出し方」

さらにこの展示会では、技術的なセミナーだけでなく、各界の著名人の講演無料で聞けるという特典付き!

以前別の場所で松木安太郎さんの講演を拝聴した際のエピソードを専務にお話ししたところ、大きく共感してくださいました。

松木さんが語られた、サッカーと野球の監督の指示出しの違い

  • ⚾野球の監督:攻撃も守備も都度サインで指示が出せる。
  • 🥅サッカーの監督:サポーターの声で指示が届きにくいため、事前の意思確認(試合前・ハーフタイム)が非常に重要。

私はこれを部下への指示の出し方に置き換えて実践しています。
「この社員は野球の監督のように都度細かく」「あの社員はサッカーの監督のように事前にしっかり」と、社員や場面に応じて指示のスタイルを変えるようにしたところ、スムーズになった経験があります。
専務も「次回は松木さんの講話も聞いてみたい」と、指示の「型」を持つことの重要性を強く感じられたようでした。


💬Exment×チャットツール:「Teams連携」断念からの賢い選択

業務基盤となるExment導入を進める中、チャットツールとの連携が課題に。

💥無料版TeamsではAPI連携ができないことが判明し、計画は一時頓挫…。
世の中人気のSlackは、全社員分のコスト高がネックで却下。

そこで、私が推薦したのが、OSSの「Mattermost(マターモスト)」です!Slackの類似品で商用利用も可能なコスト効率の良い選択肢です。

「ほほー、これはいいかも」とお褒めの言葉をいただきましたが、Exmentの設定が落ち着くまでは「ハチャメチャになる!」と専務にストップをかけられ、チャットツールの話は一時保留に。(内心、ホッとしました!)

当面は、Accessで構築している受注入力システムからの主役奪取! Exmentの受注入力とAccessの連動が目下の目標です。


🔑ユーザーコードの変更とSSO戦略:未来を見据えたIT基盤構築

🔠ユーザーコードは「名.姓」アルファベットへ

「ログインユーザーコードが数字は分かりにくいので嫌!」という専務の強い要望で、ユーザーコードをアルファベットへ変更することに。

同姓同名の被りを避けるため、最終的に「名.姓」のアルファベットで決着。社員マスターの社員コードは数字のままで、自動採番機能のIDを流用し、システム連携の準備も万全です。

🛡️未来のツール増加を見据えたシングルサインオン(SSO)

「今後ツールが増えてもユーザー管理をスマートにしたい」「退職者のアカウント残しはコンプライアンス的に問題」という視点から、シングルサインオン(SSO)の検討へ。

Windows ADではなく、多機能でAD機能も搭載されているSynology NASのAD機能をご紹介。

コストを抑えつつ、今後のユーザー管理をスマートにする基盤として専務も納得されました。
今はまだNASが導入されていないため、まずはExmentのユーザー管理からスタートし、いずれ統合することを目標としています。


🚀神速のPython!Geminiが爆速でユーザーコードを変換

ミーティング終了後、私は即座に社員マスターのカナ名をアルファベットに変換するPythonプログラムを、AIアシスタントのGeminiに依頼しました。

結果は驚きの15分足らずで完成! 自分の環境で検証し、VLOOKUP関数でユーザーマスターにデータを置き換え、即座に納品完了。

AIとPythonを組み合わせることで、面倒なデータ変換作業を劇的に短縮し、今回のミッションをスピード感を持ってコンプリートできました。
最新のデジタル技術を活用すれば、業務効率化は一気に加速するという証明です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました