ノーコードツールを用いたシステム開発
このシステムは、ノーコードツールを用いて開発しました。
そのため、PHP、Laravel、MySQLなどのプログラミング言語やデータベースを直接扱うことなく、短期間で構築することが可能です。
ノーコードツールのメリット
- アジャイル開発に適している: 要件定義から開発、リリースまでを迅速に繰り返すことができ、市場の変化に柔軟に対応できます。
- DevOps開発に適している: 開発者と利用者が同じ画面を見ながら開発を進めることができ、コミュニケーションコストを削減し、品質向上に繋がります。
- 直感的な操作性: ExcelやWordと同様の操作感で、プログラミング知識がなくても直感的にシステムを構築できます。
- 短期間でのサービスイン: 従来の開発手法に比べて、大幅に開発期間を短縮できます。
ノーコードツールのデメリット
- 高度なカスタマイズには限界がある: 複雑なロジックやデザインを実装する場合には、プログラミングが必要となるケースがあります。
- デザインの自由度が低い: 提供されるテンプレートやコンポーネントに制限される場合があります。
システム機能概要
上記のようなメリット・デメリットを踏まえ、
今回開発したプロトタイプの作業日報入力機能をご確認ください。
作業員エリア
- 作業日: 今回は、システム日付を自動で登録しますが、必要に応じて手動入力も可能です。
- 社員ID: 社員マスターから、氏名と社員コードを取得します。
設備エリア
- 設備ID: 設備マスターから、設備番号を取得します。
- 設備番号: 設備IDに基づいて、設備マスターから自動的に設定されます。
工程エリア
- 工程ID: 工程マスターから、工程名を取得します。
- 工程名: 工程IDに基づいて、工程マスターから自動的に設定されます。
- 内訳ID: 工程に紐づく内訳マスターから選択し、内訳名を取得します。
工程マスターと内訳マスターは、1対多の関係で設定しています。
(例:都道府県と市町村の関係と同じ) - 内訳名: 内訳IDに基づいて、内訳マスターから自動的に設定されます。
部品番号エリア
- 品番ID: 品番マスターから、社内品番を取得します。
- 社内品番: 品番IDに基づいて、品番マスターから自動的に設定されます。
作業時間エリア
- 生産区分: 段取り、作業、その他など、作業の種類を選択します。
- 開始時間、終了時間: 直接入力するか、画面から選択して設定できます。
生産高エリア
- 良品数、不良数: 直接入力または、「+-ボタン」で入力できます。
- 不良理由: 自由形式で入力し、不良の原因を記録します。
- 備考: 作業に関する補足情報を記入できます。
入力内容確認と送信
「入力内容確認」ボタン押下後、「送信」ボタンを押下すると、データが登録されます。
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それは、あなたの工場をよりスマートで効率的なものに変えるための第一歩です。
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