この内容は、私が支援した手書き日報から脱却した一例の第二弾です。
まだ、第一弾を読んでいない方は、下記リンクからどうぞ。
このお客様は、現場の作業員の方が手書きで記入している日報を、どのようにIT化・DX化できるか悩んでいました。
そこで、現場にタブレットを導入してIT化・DX化を進めるまでの考え方と実績に加え、さらに一歩進んで、最先端技術に頼らずとも、既存の技術だけで、より安価に日報データを自動作成する方法を一部ご紹介します。
あなたの工場の作業日報、まだ手書きですか?
製造業の現場では、多くの作業員が毎日、手書きで作業日報を作成しているのではないでしょうか。
しかし、この方法には、実は多くの課題が隠されています。
例えば、
- トラブル発生時、すぐに共有できない: 現場で発生したトラブルを上司に伝えるまでに時間がかかり、問題解決が遅れてしまうことがあります。
- 過去のデータが探しにくい: 過去の記録から必要な情報を探すのが難しく、改善活動の妨げになることも。
- データの正確性に欠ける: 手書きのため、記入ミスや読み間違いが発生しやすく、正確なデータが得られないことも。
これらの課題を解決するために、多くの企業が作業日報のデジタル化を進めています。
デジタル化で変わる、あなたの工場
作業日報をデジタル化することで、以下のようなメリットが得られます。
- リアルタイムな情報共有: 現場で発生したトラブルを即座に共有し、迅速な対応が可能になります。
- データの正確性向上: 手書きによるミスを防止し、正確なデータを蓄積できます。
- 業務効率化: 日報作成にかかる時間を大幅に削減し、作業員は本来の業務に集中できます。
- データ分析による改善: 蓄積されたデータを分析することで、生産性の向上や品質改善に繋げることができます。
わずか20時間で実現した、私たちのデジタル化
私たちも、自社の作業日報をデジタル化しました。
Oracle VirtualBoxなどの仮想サーバー環境を活用し、PHPなどのプログラミング言語を用いて、わずか20時間でシステムを構築しました。
デジタル化でできること
- タブレットやスマートフォンでの入力: 現場で手軽に日報を作成し、リアルタイムでデータを送信できます。
- 音声入力機能: 作業しながら音声で日報を作成し、入力の手間を省きます。
- カメラ機能: 製品や設備の写真を添付し、状況をより詳細に記録できます。
- 自動化: 一部の入力項目を自動化することで、作業者の負担を軽減し、ヒューマンエラーのリスクを低減できます。
あなたの工場も、デジタル化を始めませんか?
作業日報のデジタル化は、単なるIT導入ではありません。
それは、あなたの工場の生産性を向上させ、未来を創るための第一歩です。
まずは、お気軽にご相談ください。
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