皆さん、こんにちは!
今回は、とある中小企業の現場で進行中の、まさに「IT革命」とも呼べる業務改善プロジェクトをご紹介します。
日報入力の課題から、リモートワーク環境の整備、そしてPCの劇的な高速化まで、現場のリアルな声に応えるIT活用の舞台裏を覗いてみましょう。
日報入力、サボる現場の真実?ExmentとIoTで解決!
とある日、私が開発したExmentのプラグインを納品し、担当課長さんと談笑しながら工程進捗データを見ていた時のこと。
「あれ?現場の人、日報入力してないことない?」と課長さんがポツリ。
そうなんです、現場の方々は工程が終了しても、日報の入力がおろそかになりがち。
真面目にやっている時もあれば、すっかり忘れている時もある…どうしてでしょう?
課長さんと膝を突き合わせて議論した結果、見えてきたのは「入力作業が一連の業務フローに組み込まれていない」という残酷な真実でした。
「教育や指導でなんとかなるのでは?」という意見も出ましたが、やはり「躾」だけでは限界があります。
結論は、「仕組み化しかない!」。
今後は、IoT技術を積極的に活用し、工作機械の稼働状況や工具の使用履歴などから自動的に進捗データを収集する仕組みを構築していく予定です。
まるで工作機械のスイッチを入れる時に社員証をかざすように、データ入力が自然に、かつ正確に行われる未来がすぐそこまで来ています!
急な打ち合わせにも対応!リモートデスクトップで働き方改革
日報の議論が白熱する中、突如として営業課長と総務課長が来訪。
「共用PCから自分のデスクトップPCにリモートデスクトップ接続できないか?」というご相談でした。
もちろん、できますとも!と自信満々に返答し、さっそく1台のPCで設定作業に取り掛かりました。
しかし、ここからがIT担当者のリアルな苦悩…
対象PCはWindows 10で、起動に2分かかるほどの激遅ぶり。おまけに、アップデートが当たっていない!
「すみません、アップデート中です…」とお客様にお詫びしながら、ひたすら待機。
やっと設定を終え、リモート接続を試みるも、画面転送ももっさり。
それでも、なんとか操作イメージを掴んでいただき、「これは便利!」と喜んでいただけました。このスムーズさに欠ける体験が、次の改善へと繋がっていくのです。
遅いPCに喝!SSD化・メモリ増設でサクサク快適環境へ
リモートデスクトップの設定中、たまたま通りかかった生産管理課の課長も巻き込み、PCのパフォーマンス改善について提案させていただきました。
「この遅いPC、なんとかならないの?」という切実な声に、「HDをSSDに換装して、メモリも増設すれば劇的に速くなりますよ!」とご提案。
さらに、セキュリティと機能面を考慮し、Windows 11へのアップグレードも推奨しました。
気になる費用ですが、部品代は1台あたり約15,000円~20,000円。作業時間は2~3時間程度とお伝えしたところ、「その値段で早くなるならいいじゃない!」と嬉しいお言葉が!
そして、なんと毎週木曜日に訪問して、順次作業を進めることになりました。
久々のPCメンテナンス作業に、電子工作好きの私はワクワクが止まりません!
Windows 11へアップグレード!最新OSで快適な未来を
SSD化とメモリ増設でハードウェアを強化したPCは、いよいよWindows 11へのアップグレードへと進みます。
最新のOSにすることで、セキュリティの強化はもちろん、新しい機能で業務効率のさらなる向上が期待できます。
まとめ:ITは現場の「困った」を解決する魔法
今回のプロジェクトを通して改めて感じたのは、ITが現場の「困った」を解決し、社員の生産性を向上させる強力なツールであるということです。
日報入力の自動化、どこからでも仕事ができるリモート環境、そしてサクサク動く快適なPC。
これら一つ一つが、社員のストレスを軽減し、より創造的な仕事に集中できる環境を生み出します。
これからも、現場の皆様から「早くなったよ!」「便利になった!」という喜びの声をいただけるよう、全力でITサポートに取り組んでまいります。
御社のIT課題、ぜひ私たちにご相談ください!


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