月次報告が遅れる本当の理由とは?道の駅の課題
私たちが毎月お伺いしている、創業10年の道の駅様。
当初のご相談は「月次報告を迅速化したい」「導入した会計ソフトがうまく活用できていない」というものでした。
私たちはまず、経理担当者のExcel業務効率化に着手しましたが、支配人や経理担当者様との対話を重ねる中で、本当のボトルネックは別の場所にあることが判明しました。
それは、現場マネージャー様の膨大な業務量です。
日々の多忙な業務に追われ、肝心のデータ入力まで手が回らないのが、月次報告が遅れる真の原因だったのです。
なぜ「手書き→Excel転記」の作業が現場を圧迫していたのか?
マネージャー様のお話を伺うと、多くの管理業務が手書きやExcelでの個別管理に依存していました。
- 健康チェック表
- 室温・温度管理表
- 冷蔵・冷凍温度管理表
- 清掃確認表
- 加熱加工記録表
これらの項目を毎日手書きで記入し、後からパソコンに転記する作業に、多くの時間が費やされていました。
この非効率な作業が、現場の負担を大きくしていたのです。
ノーコードツール「Exment」が道の駅のDXを加速させる
この課題を解決するため、私たちは導入実績のあるノーコードツール「Exment」をご提案しました。
専門知識がなくても、現場のニーズに合わせて柔軟にシステムを構築できるExmentは、ITツールに不慣れな現場でもスムーズに導入を進められます。
「ぜひお願いします!」とすぐにGOサインをいただき、DXプロジェクトが本格的に始動しました。
まずは、マネージャー様の負担が大きい上記5つの手書き書類の中から1つを選定し、入力画面を構築することに。
この新しいシステムによって、現場の手書き作業がゼロになり、入力作業の効率化と月次報告の迅速化が実現される見込みです。
まとめ:手書き業務をノーコードで改善しませんか?
今回の事例は、一見会計ソフトの問題に見えても、その根本原因が現場の日常業務に潜んでいることを示しています。
もし貴社でも、手書き書類の転記作業にお悩みでしたら、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
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