【DXコンサル奮闘記:製造業編】1948年創業の老舗企業がノーコードで日報を自動化した事例

【DXコンサル奮闘記:製造業編】1948年創業の老舗企業がノーコードで日報を自動化した事例 コンサル業務
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創業70年以上の老舗企業が抱えていた日報の課題とは?

自動車部品製造を長年手がける、創業1948年の老舗企業。私たちがDXコンサルタントとして伴走し始めてから、早くも1年が経ちました。

現場の業務を深くヒアリングしていく中で、特に大きな課題として浮上したのが、日々の作業日報の作成でした。

  • 作業員の方々が手書きで日報を作成
  • 事務所の担当者がその日報をExcelに手入力で転記

このプロセスは長年の伝統として定着していましたが、作業員の負担が大きく、非効率な転記作業が業務全体のボトルネックになっていることは明らかでした。

なぜ「ノーコード」で日報の自動化に踏み切ったのか?

私たちは、この課題解決のために、現場の皆さんと対話を重ね、ノーコードツール「Exment」の導入をご提案しました。

システム開発の専門知識がない方でも直感的に操作できるノーコードツールは、ITに不慣れな従業員が多い現場でもスムーズに導入を進められます。

このプロジェクトの最大の目的は、単にシステムを導入することではありません。

現場の負担を減らし、本来の製造業務に集中できる環境を整えることでした。
そして先日、その成果である日報自動化システムが無事に完成し、納品を終えました。

手書きゼロへ!データ連携で実現した日報の自動作成

新システムでは、これまで個別に管理されていた複数の業務データを連携させ、作業日報を自動で作成する仕組みを構築しました。

具体的に連携させたデータは以下の3つです。

  • 工程進捗入力データ:各工程の進捗をリアルタイムに記録
  • 不良品入力データ:発生した不良品情報を詳細に記録
  • 出来高数ラベル印刷データ:完成品に貼り付けるラベルの印刷情報

これらのデータが自動的に統合されることで、これまで手作業で行っていた日報の転記作業が一切不要になりました。

これにより、担当者の作業時間が大幅に短縮され、生産性向上につながっています。

まとめ:貴社の「手書き」業務をDXで改善しませんか?

今回の事例は、長年の慣習だった手書き業務を、ノーコードツールで効率化できることを示しています。

もし、貴社でも「手書きでの日報作成が大変…」「転記作業をなくしたい…」といったお悩みを抱えていらっしゃいましたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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