全国シェア80%を誇る老舗企業が抱える2つの課題
滋賀県にある、全国シェア80%を誇る老舗製造業のお客様。
私たちは毎月訪問し、「在庫管理の最適化」と「経理業務の再構築」という2つの大きな課題解決に伴走しています。
最初の打ち合わせは、製造部の皆さんとの進捗確認から。
前回の課題だった弥生販売のマスターデータ登録について確認しました。
日々の業務に追われながらの作業は簡単ではなく、構成部品マスターの登録は残念ながら遅れ気味でした。
しかし、現場の皆さんと協力し、次回までに必ず一つは完了させるという目標を共有しました。
「色付きテープ」と「経験則」で在庫管理を劇的に改善
次に、新工場の稼働に向けた棚番管理の進捗について。
新工場の図面とラックの発注はすでに完了しており、いよいよ「何をどこに置くか」の判断に入りました。
長年の経験則を活かし、出荷頻度の多い商品を置くエリアを決定。
さらに在庫管理を効率化するための面白いアイデアを提案しました。
それが、四半期ごとに色付きの養生テープを変えて貼り付けるという方法です。
このアナログな工夫によって、「先入れ先出し」が徹底され、長く滞留している在庫が一目でわかるようになります。
この仕組みは、新工場の稼働と同時に導入されることになりました。
「手書きの送り状」と「弥生販売の運用」をデータとAIで解決
在庫管理の改善と並行して、もう一つの課題にも取り組みました。
手書きで行っていた送り状の作成です。
お客様が既に利用しているkintoneに登録されている出荷先データを活用し、送り状を自動で発行するシステムの概要をご提案しました。
これにより、手書き作業が不要になり、業務効率が大幅に向上します。
また、経理部との打ち合わせでは、弥生販売の運用がうまくいっていないことが判明。
これに対しては、NoteBookLMを活用した新しい運用改善策をご提案しました。
システムは導入して終わりではありません。
私たちが目指すのは、お客様がシステムを最大限に活用できるところまでサポートすることです。
もし「システムを導入したけどうまく使いこなせていない…」とお悩みでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。
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