【DXコンサル奮闘記】全国シェア80%の老舗製造業

【DXコンサル奮闘記】全国シェア80%老舗製造業の生産性革命!新工場レイアウト・パレティーナ管理・ピッキングアプリ導入記 コンサル業務
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こんにちは!DXコンサルタントの林です😊。

今回は、なんと全国シェア80%を誇る老舗製造業様のDX推進プロジェクトの奮闘記をお届けします。
この規模の老舗企業様のDXは、まさに「伝統」と「革新」のぶつかり合い!

現場のリアルな課題と、それを解決するためのアイデア、そして時折飛び出す「社長のホームラン級💡アイデア」など、臨場感たっぷりでお伝えします。


🏭 製造現場のアツい議論!新工場のレイアウトとパレティーナ管理

新工場建設を控えた製造部門では、連日熱い議論が交わされています。
今回は特に「棚のレイアウト」と「パレティーナの管理方法」が大きなテーマでした。

🤯 総ツッコミ!まさかの「手で取れるかと」事件

新工場の棚レイアウトの打ち合わせでの一幕。
担当課長が提案した2段目のピッキング方法について、社長から鋭い質問が飛び出します。

🧑‍💼 社長: 「2段目をピッキングするとき、どうするつもりだ?」

👨‍🔧 課長: 「手で取れるかと…」

🗣️ 一同: 「いやいや!2段目の棚の位置165cmだよ。無理だって!!」

そうなんです。
現場のベテランとはいえ、部品の詰め込みを優先して、人間工学的な高さをうっかり忘れてしまう。これが現場のリアル。

💡 解決策は社長の閃き! 社長の「1段目の棚とパレティーナの隙間を利用できないか?」というアイデアから、棚を一段増やし、その隙間に部材を収納するというナイスな解決策が誕生!


🚚 在庫管理の盲点!「パレティーナ」の行方を追え!

仕入先への貸し出しが多い「パレティーナ(メッシュパレット)」の管理も課題でした。
紛失・破損時の問題から、林は「誓約書の作成」と「Kintoneでのバーコード管理」を提案。

しかし、またしても社長がホームランを打ちます!

🧑‍💼 社長: 「発注書作成時点で貸出す数が分かっているなら、Kintoneでアプリ作成しなくても弥生販売で入力しちゃダメ?

🙌 大歓声!「本日2本目のホームラン!」 発注伝票にパレティーナの個体番号を記載することで、新たなアプリ開発なしで在庫管理と場所の特定が可能に!
現場の既存システムを最大限に活かす、まさにDXの鏡のようなアイデアでした。


📱 着実に進む!ピッキングアプリと構成部品登録

  • ピッキングアプリ: 外部制作会社様との連携により、林が作成したJavaScriptをベースに、CSVダウンロードと別アプリへのインポートが無事成功!
    次回訪問時には最終動作確認です。
  • 構成部品登録: 業務の合間を縫って、弥生販売への構成部品登録も順調に進んでいます。
    愚直に進めてくださる課長様には心から感謝です!

💻 総務・営業部門の非効率を撃破!複雑な業務のシステム化

総務と営業部門では、手書きや手作業に頼っていた複雑な業務のシステム化に着手しました。

💌 驚愕!「なんやこれ!あっという間やん」メール一括送信

展示会後のお礼メールを3名の事務員さんが必死に手作業で送っていたという驚愕の事実!

林がGoogle Apps Script (GAS) とスプレッドシートでプロトタイプを作成しデモを実施。
「なんやこれ!あっという間やん」と係長様から驚きの声が!
この業務から解放される喜びを肌で感じました。

🧾 「衝撃の告白」から生まれた送り状印刷の解決策

手書きだった送り状をKintoneからPDFで印刷しようとしたところ…

🗣️ 制作会社社長: 「KintoneのPDF作成は用紙サイズがA4かA3だけなんです。」

衝撃の事実に、急遽「すごい位置合わせPRO」という外部ソフトの導入を検討。
KintoneからCSVデータを出力し、このソフトで印刷するという方向で一件落着。

⚖️ 複雑怪奇!ベテラン頼りの重量・送料計算をシステム化

最も複雑なのは、製品の「重量計算」と「送料計算」でした。

  • 重量計算: 製品、個数、梱包方法(木箱なら+10kgなど)、部材の長さなどをチェックボックスで指定し、ベテラン社員でなくても正確な重量を算出するロジックを設計。
  • 送料計算: 西濃運輸様の複雑な運賃テーブル(50%〜110%)と、都道府県・市町村別の「キロ程」を組み合わせる必要があり、これはまさに複雑怪奇

最終的にはKintoneアプリを目指しつつ、まずはマクロ/VBA不使用のエクセルで暫定対応することに。
このエクセル作成とキロ程テーブル作成は林が伴走します!


🤝 社長からのうるるるんな一言

打ち合わせの合間、工場長に呼ばれて製造部門の会議室へ。
社長の提案に皆がフリーズしてしまったとのこと。

そこで林は、「会議の場は平等。おかしいと思ったら率直な意見を言いましょう」というアドバイスをさせていただきました。

最後に社長からいただいた言葉に、私はうるるるんとなりました。

🧑‍💼 社長: 「林さんが入ってくれると和やかになり、みんなが活発に意見を出してくれます。だから、提案力も凄いですが、みんなから意見を引き出す力が必要なので今後とも長期継続契約でお願いします」

自分の存在意義を再確認できた瞬間でした。このパワーを胸に、これからもこの会社のDXに貢献していきます!

次回の奮闘記もお楽しみに!

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